画像:netflix.com
近年フリースタイルバトルブームにより日本ではラップ・ヒップホップが流行っています。
バトルからラップ・ヒップホップに興味を持った方の中にはこの文化の起源や特徴がイマイチ分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は世界最大の映像ストリーミングサイト「Netflix」で視聴できるヒップホップ映画・ドキュメンタリーを紹介したいと思います。
ヒップホップ・エボリューション

まずはこちら。Netflixオリジナルドキュメンタリーです。
4話構成となっておりエピソード1で70年代のNYブロンクスでDJクール・ハークがヒップホップ・パーティを誕生させるところから始まり、エピソード2ではシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」のヒットを紹介。
エピソード3ではラッセルシモンズがヒップホップレーベルDef Jamを設立してビースティズ、LLクールJ、パブリックエネミーなどがデビューします。またRUN DMCがエアロスミスの「Walk This Way」をカバーして大ヒット。HIPHOPが市民権を得ます。
エピソード4では西海岸からN.W.Aがデビュー。過激なリリックで注目を浴びます。92年にLAでロス暴動が起こりN.W.Aを脱退したドクター・ドレーがアルバム「クロニック」をリリース。これが爆発的な売り上げを記録しヒップホップは大衆音楽となりラッパーがスターになったところで終了します。
このドキュメンタリーを観ればヒップホップがどのようにして今のような形になっていったのかが良く分かる内容となっています。
アート・オブ・ラップ

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ラッパーのアイスTがホストとなり有名MCたちにラップ・ヒップホップとは?を聞いていくドキュメンタリー映画です。
メリー・メル、ビッグダディケイン、ラキム、チャックD、ナズ、エミネムなど豪華メンツがリリックを書くときに気をつけていることやポリシーなどを語ってくれます。
タイム・イズ・イルマティック

NYクイーンズの天才リリシスト・NASのデビューアルバムであり不朽のクラシック「Illmatic」の誕生を追った自伝的なドキュメンタリー映画です。
クイーンズブリッジ団地で育ったNASは幼い頃からラップに目覚めますが学校では問題児扱いされ退学してドラッグの売人になります。
そんなある日親友のイルウィルが凶弾に倒れNASは真剣にラップで成功することを考えます。
その後ストリートで起こっていることを伝えるために凄腕プロデューサーたちと共に「Illmatic」を制作するのでした。
8マイル

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白人ラッパー・エミネムが主演する自身の自伝的映画です。
主人公ラビットはラップスターになることを夢見て昼間は工場で働く青年。
ある日ラビットは地元のクラブで行われるフリースタイルバトルに参加しますが黒人ばかりの客の雰囲気にのまれて惨敗します。
その後ラビットはバトルから離れ友人のウインクのコネでデモを作りデビューを計画するのですが結局は上手くいかず。
最終的にラップバトルでリベンジを果たしチャンピオンになるのですがその後はまた平凡な日常に戻ります。
SRサイタマノラッパー

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日本のヒップホップファンなら絶対に見ておくべき映画です。
地方の田舎でラップをやると周りに全く理解されずに宇宙人扱いされるという現実がこわいぐらいリアルに描かれています。
ライムスター宇多丸も大絶賛しています。
まとめ
他にもnetflixではヒップホップを題材にした映画・ドラマが沢山あります。
興味があれば是非登録してみて下さい。