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Netflixオリジナル作品「ホワイトパウダー」のあらすじと感想

画像出典:netflix.com

こんにちは。

平成最後の夏も終わってしまいましたがいかがお過ごしでしょうか。

今回はNetflixオリジナルシリーズ「ホワイトパウダー」のあらすじと感想を紹介したいと思います。

公式ページ

ホワイトパウダー・あらすじ

スペインのガルシア地方で漁師をしていたシト・ミニャンコは違法タバコ密輸連合のボスであるテリトにそのボート運転の技術を買われて雇われます。

やがて自分でも密輸を行うようになり連合に加入したシトは滞在先のパナマでカミラという女性と知り合い、彼女からコロンビアの麻薬業者であるバレステロスを紹介されます

バレステロスはシトにコカインの密輸を持ち掛けます。

連合内で薬物の密輸は禁止されていましたが一度の密輸でタバコより数倍稼げることもありシトは依頼を引き受けてしまいます。

こうして麻薬の密輸で成り上がろうとするシトとパートナーとなったカミラ、密輸を摘発すべく奮闘する巡査部長のダリオの物語が始まります。

感想

ナチョ・カルテロ著「ファリーナ」に基づく実際に起こった物語で全10話で1話が1時間弱あるとても長いドラマです。

最初のコカイン取引をした後にシトが成り上がっていく展開になると思いきや、色々な出来事に巻き込まれしばらく話が停滞します。

主人公のシトはタバコや麻薬の密輸は行うものの基本的には殺しや揉め事は避ける破天荒な悪役とはほど遠い人物です。

そのため物語の後半になるにつれてシトの存在感はどんどん薄れていき、最終的に連合内の揉め事の尻拭いをするだけになってしまいます。

それよりも家族で密輸業を行うチャーリン一家(バカな息子2人に苦労する父親と切れ者の姉)や密輸の失敗は死をもって償わせるバレステロスの怖さ、そして健康に不安を抱えながらも密輸を行う犯罪者逮捕に執念を燃やすダリオの方が魅力的に感じます。

この手の犯罪系ドラマではお約束の仲間内での裏切りや警察の買収など頻発しますが、一応最後はハッピーエンド?で終わります。

シトは昨年刑務所から出所したそうです。

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