画像出典:netflix.com
今回はNetflixオリジナルシリーズ「メカニズム」のシーズン2を視聴した感想を書きたいと思います。
メカニズム・シーズン2のあらすじ
シーズン1でゼネコン連合クラブ13の内の12人を拘束した連邦警察の洗車作戦チームですが、最後の1人であるミラー&ブレッチ社のリカルド・ブレッチを逮捕するため動き出します。
元捜査官のルッフォはリカルドの秘書であるマリア・テレサに近づきクリチバでリカルドの犯罪について証言するよう交渉しますが、なかなか応じようとしません。
マリアには薬物中毒で入院中の息子アルベルトがおりリカルドが入院費用を負担していましたが、ある日支払いが止められて強制的に退院させられます。
自宅に戻ったアルベルトですがマリアの隙を見て脱走します。
ルッフォは脱走したアルベルトを探し出す代わりに警察で証言するようマリアに取引を持ち掛けます。
一方、洗車作戦チームのベレーナとギリオーメはルッフォの家に出入りしているところを盗撮され機密資料を外部へ持ち出した罪で停職のピンチを迎えます。
そして司法取引により釈放された両替商のイブラヒムはパラグアイでタバコの密輸を始めていました。
感想
シーズン2では拘束されたゼネコン幹部たちを守り政権を維持しようとする現大統領と財政問題を理由に弾劾し政権を乗っ取ろうとする副大統領と野党の駆け引きが繰り広げられます。
今回も重要なカギを握るのはイブラヒムで拘束されているゼネコン幹部たちがなかなか口を割らずに苦労するなかで、別件で再逮捕された彼が司法取引を条件に次々と秘密を喋り仲間を売り不正の内容が明らかになっていきます。
苦労して捕まえても重要な情報を沢山持っているのですぐに取引で出所していきますね。
洗車作戦チームの人間関係にも変化がありシーズン1で検事のクラウディオと恋人関係だった捜査官のベレーナですが、今回は彼の妻が登場したことにより終わりを迎え部下のバンダーと良い関係になっていきます。
ルッフォはリカルドやイブラヒムを逮捕するために積極的に動きますがそのせいで家族との時間が少なくなり離婚の危機に陥ります。
警察をクビになり家も貸家にされてしまった彼はお金がないせいか知り合いの家を居候して回りますがそこでギリオーメのある秘密を知ってしまいます。
物語が進むにつれブラジル政府はどうしようもない状態であることが分かりやるせない気持ちになりますが、それでも最後は前向きな終わり方をしたのが良かったです。
