今回はHuluで配信中の人気シリーズ「Power/パワー・シーズン5」の前半のあらすじと感想を書きたいと思います。
Power/パワー・シーズン5:前半のあらすじ
双子の妹レイナの仇討のために警察官レイモンド・ジョーンズを銃殺してしまったタリク。
ゴーストとトミーによりジョーンズの死体は隠蔽されましたが、現場には銃弾が残っていました。
犯行に使われたのは母親のターシャの銃で以前家宅捜索された際に警視庁のデータに登録されていました。
ターシャは証拠隠滅のために検察官トップのアンジェラに銃のデータを削除するよう要請しアンジェラもタリクの将来や自身の事件への関与を考えこれを承諾します。
ドレを殺し麻薬ビジネスを取り戻すということで利害関係が一致したゴースト、トミー、カナンの3人は早速殺害の計画を練ります。
しかしヒメネス・カルテルに守られているドレを殺すのは容易ではなく取引現場に襲撃をかけるも罠に嵌められ、その後はカナンの手下を使ったりトミーのコネでイタリア系ギャングの手を借りたりしますが全て失敗に終わります。
そうこうしている内にLA港でシカゴのドラッグが盗まれ激怒したボスのジェイソンはトミーにヒメネス・カルテルも壊滅するよう命じます。
アンジェラがトップに昇格した検事局チームはトロスのメンバー、ウリエルの殺害現場にあった銃がヒメネスのものだと判明し逮捕状をとります。
しかし以前アンジェラがゴーストの無罪を証言したことで停職・降格処分となったサックスとマックはアンジェラのキャリアを終わらせようと計画を練っていました。
レイナを失い悲しみに暮れるゴーストですが市会議員のテイトとの共同企画クイーンズ・チャイルド・プロジェクト実現のため精力的に動きます。
レイナの死を利用してプロジェクトの宣伝をするテイトと衝突を繰り返し、息子のタリク、妻のターシャとも疎遠になり自暴自棄に陥ったゴーストはアンジェラに助けを求めることになります。
感想
レイレイがレイナを殺害した悪徳刑事であり、タリクの将来を考えたとしても検察官のアンジェラが証拠の隠滅に協力したのは意外でした。
NY市警が進めていた捜査資料も没収しました。
ゴーストとトミー、カナンが手を組んだらドレもすぐ殺されると予想していましたが、彼もゲットー育ちのタフな男で簡単にはやられません。
ドレと手を組むヒメネス・カルテル内でも兄のディエゴと妹のアリシアで対立がありドレはアリシアと組んでディエゴを組織から追い出す計画を立てます。
またドレはテイト議員に気に入られゴーストに代わりクイーンズ・チャイルド・プロジェクトの広告塔にも抜擢されました。
ドレは自分の組織では少しイザコザがあるものの順風満帆のようです。
そして今シーズンのゴーストはレイナを失いテイトと衝突してプロジェクトからも外され、息子のタリクからは噓つきと罵られて関係が悪化の一途を辿るなど散々な目にあっています。
主人公であるゴーストがここまで落ちぶれたことは過去にありませんでした。
酒に溺れ自暴自棄になるゴーストですが、それでも最後は牧師に懺悔し自分を変えると決心します。
ゴーストとトミーを逮捕するためテレージを出所させたノックスとマック、表向きは協力関係にあるものの裏では全ての麻薬ビジネスを乗っ取ろうと企むカナンの動向にも注目です。
