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Netflix「#アチェ」シーズン1のあらすじと感想

画像出典:netflix.com

今回はNetflix「#アチェ」シーズン1のあらすじと感想を書きたいと思います。

#アチェ・シーズン1:あらすじ

1960年スペイン・バルセロナの娼婦・ヘレナは客とトラブルと起こし麻薬王マルピカの経営するナイトクラブ「アルバトロス」へ逃げ込みます。

幼い娘と病気の友人を抱え貧困に苦しむ自身の生活やストライキの首謀者として投獄中の夫・ブルーノの裁判のためにお金が必要だったヘレナはマルピカの愛人となり金を引っ張ろうと考えます。

マルピカはバルセロナの港からアメリカにヘロインを輸送していましたが、最近積み荷が何者かに襲撃される事件が続いており組織内に裏切り者がいることに頭を悩ませていました。

マドリードから赴任してきた警部・ビヌエサは港で働く職員が不審な死を遂げていることに裏で麻薬組織の関与を疑いマルピカに近づいてきます。

マルピカの愛人となったヘレナは「アチェ」という名前を付けられ組織内で動き始めます。

感想

バルセロナの麻薬王・マルピカの愛人となった女性・ヘレナが様々な問題に巻き込まれながらも愛する家族のために奮闘するドラマです。

マルピカの組織はイタリアの麻薬王・ルチアーノのヘロインをバルセロナの港湾からニューヨークへ運ぶ役割をしており、ビジネスは好調でしたが乗っ取りを企む敵組織や警察からも目を付けられていました。

ヘレナは女の武器を使いビヌエサ警部を始めその他の敵に取り入り情報を得て組織のピンチを何度も救いますが、その度に愛人であるマルピカの嫉妬を買い暴力も振るわれます。

マルピカは元々音楽家を目指していましたが戦争により道を絶たれ現在は銃撃の後遺症でモルヒネを打たないと動けない身体です。

そのせいか怒りやすい性格で女性へ手を上げることも多いです。

マルピカの愛人は肩にMという焼き印を入れられヘレナの他にもこの印がある女性が何人か登場します。

マドリードから来たビエヌサ警部はとても正義感の強い男で上司と衝突しながらも粘り強く麻薬組織と湾港の癒着を捜査します。

ビエヌサはバルセロナに転勤になる直前に妻を自殺で失っているようでその理由も気になるところです。

その他の登場人物もクセの強いキャラが多いです。

昼はボクシングジムのトレーナーで夜はアルバトロスの用心棒を務めるアリスティデスはマルピカからヘレナの監視役を命じられますが徐々に彼女に惹かれていきます。

米国領事の妻でありながら秘書のコピンスキと不倫中でヘロイン中毒のアナは交渉の場には欠かせない人物のようです。

ヘレナは収監中の夫のブルーノと娘のティナとアルゼンチンで暮らすことを夢見ています。

マルピカとブルーノの板挟み状態からヘレナはどう抜け出すのか。

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