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今回はNetflix「ナルコス:メキシコ編」シーズン2後半のあらすじと感想を書きたいと思います。
ナルコス:メキシコ編・後半のあらすじ
ガルフのフアン・ゲラの切り札がメキシコの次期大統領候補・カルロス・サリナ. ス・デ・
しかし次期大統領選でゴルタリは対立候補であるクアルテモク・カルデナスに敗れるであろうと予測されていました。
カルデナスは密売人と政府の癒着を嫌い与党を出た人物でクリーンなイメージで市民の人気を得ていました。
この情報を入手したミゲルは選挙結果を表示するコンピュータに細工をしゴルタリに有利な数字を発表します。
選挙開票の途中に工作は見破られますがミゲルは各プラサのボスに得票数を水増しするよう指示を出しその結果ゴルダリは当選を果たします。
そして当選に一役買ったミゲルは政府の後ろ盾を得ることに成功します。
シナロアとティフアナの抗争は激化し、ミゲルはシナロアの幹部であるコチロコをティフアナに差し出し殺害させることで収束を試みます。
コチロコを殺害されたシナロアのボス・パルマとフアレスのアコスタはミゲルを裏切ろうと企てますが、この情報が洩れてしまいパルマは自宅を襲撃されアコスタは隠れ家への逃亡を余儀なくされます。
麻薬稼業から足を洗おうと決めたアコスタはDEA捜査官のウォルトに助けを求めさらにアメリカの新聞に組織の内部事情を暴露する行動に出ます。
しかしこの行動でアコスタはアメリカのFBIから狙われることとなり隠れ家を襲撃されます。
隠れ家をFBIとメキシコの連邦警察に包囲されたアコスタはウォルトの説得も空しく射殺されてしまいます。
フアレスのアマドがコロンビアのコカイン輸送のために飛行機を購入するという情報を得たウォルト達は買い付けの現場へ出向き、夜間に機内に侵入し追跡レーダーを取り付けることに成功します。
そして輸送当日にコカインを押収しミゲルを終わらせる計画を企てます。
感想
後半部では最大の危機を乗り越え頂点に立つミゲルとその後の転落までが描かれます。
前半でかなり険悪だったシナロアとティフアナの抗争がトンネル爆破事件からさらに過激化します。
そしてティフアナに離脱されると困ると判断したミゲルはシナロアに見切りをつける形となりました。
またコカインの供給元であるコロンビアもカリ・カルテルのパチョもミゲルを追いつめます。
一方のDEA捜査官ウォルトはアコスタに取り入るなど順調に見えましたが途中でFBIが捜査に介入してくるなど妨害されてしまいます。
このFBI捜査官はアコスタを逮捕する時にヘリの上から銃を乱射するなどいかにもアメリカ人と言った登場の仕方です。
麻薬稼業から足を洗おうとしていたアコスタにはミミと幸せになってほしかったですね。
最後は危機を乗り越えたミゲルですがその慢心から足元をすくわれた恰好となってしまいました。
シーズン3ではそれぞれの地域を仕切ることになった麻薬カルテル同士の戦争が予想されます。